「ミールカード」は、一人暮らしをする人はとても魅力的に感じるでしょう。
実は僕も、学生時代にミールカードを使っていたのですが、最初の1年だけで使うのをやめました。
その体験を踏まえて、ミールカードのメリットとデメリットを体験談を交えてお伝えしたいと思います!
こんな方におすすめ
- ミールカードを使うか迷っている人
- ミールカードのデメリットが知りたい人
- ミールカードがよくわからない人
- 子供が大学生になる親御さん
この記事を読めば、ミールカードのことがバッチリ分かりますよ。
ミールカードとは?
ミールカードとは、正式名称を「生協食堂年間利用定期券」と言います。
1年分前払いで、大学の食堂をお得に使えるカードです。
ミールカードのメリット
食堂が安く使える
ミールカードを使うと、食堂が安く使えます。例として岡山大学で年間300日(月25日)、1000円分食事をする場合を考えてみます。
①ミールカードを使用
②ミールカードなし
で比較すると…
①ミールカードの代金 204000円
②1000円×300日 300000円
となり、ミールカードを使うと年間96000円もお得なことが分かりますね。
親を安心させられる
ミールカードを使用すると、ひと月ごとに利用歴が親元に届きます。
この利用歴には食事の内容や栄養バランスが記載されていて、子供がちゃんとした食事をしているか分かります。
親からすれば子供の食事は心配なもの。その心配を解消してくれるのは大きなメリットです。
ちゃんと食事をしていないと、心配して突然親が訪ねて来るかも…?
恋人を連れ込んでいるときに来られたら大惨事です(;^_^A
子供からしても、親を安心させられるというのはメリットですね。
お金が無くても食べられる
ミールカードは前払い方式なので、現金が無くても食べられます。これは意外と大きなメリットです。
大学生になると、飲み会やサークル、遊びの機会が多くなり、出費がかさみがちになります。
ついつい使いすぎて食費がなくなってしまった…と言う時も、ミールカードなら現金無しで食事ができるので安心。
お金の管理がしっかりできていれば問題ないのですが、初めての大学生活では予期せぬ出費があるものです。
保険の意味でミールカードを持っておくのはアリですよ。
ミールカードのデメリット
食堂に縛られる
ミールカードのメリットに、「食堂が安く使える」、「親を安心させられる」ことを挙げました。
このメリットは裏を返せば「食堂を使い続けなければならない」ということでもあります。
お金の面では、前述の例で言うと年204日分(月17日、週2~3日)使わなければ元が取れないことになります。
親を安心させられることについても、そもそもミールカードを使わなければ意味がありません。
普通に使えばいいじゃない?と思うかもしれませんが、
ということが頻繁に起きます。友達が食堂に付き合ってくれれば良いですが、最悪自分だけ食堂で食べる羽目になることも…
その他にも、突然自炊がしたくなったり、友人と集まって鍋パーティーをしたりすることもあります。
飲み会やまかない付きのアルバイトで、食堂を使わない可能性もありますね。
食堂を使う頻度が少ないと、ミールカードのメリットは消失します。
ミールカードを使う場合は、ある程度食堂に縛られることを覚悟しましょう。
飽きる!!
ミールカードは飽きます!!
食堂の料理は不味くないですし、期間限定のメニューなどで変化はあるのですが… 同じ食堂である以上、どうしても似たような味付けになります。
週5で似たような味付けの料理を食べていると…飽きますよね。実は僕が1年でミールカードをやめた最大の理由です。
大学2年生の後半には、食堂を全く使わなくなりました。
また、大学生活を続けていると、大学近くの安くて美味しい店の知識が増えてきて、 周りの友人も食堂を使わなくなります。
「飽きる」のは無視できない大きなデメリットです。
まとめ:ミールカードを使うべきか?
ミールカードは
・頻繁に使えばお得
・親を安心させられる
・お金が無くても使える
・食堂に縛られる
・飽きる
ミールカードは大学でのライフスタイルによって、メリットデメリットが大きく変わってきます。
迷うなら、1年目はミールカードを利用して、2年目からはライフスタイルに合わせて継続するか決めるのがベストです。
自分のライフスタイルと相談して、賢くミールカードを使いましょう!!