転職は忍耐力のない人間がすること、ジョブホッパーは社会不適合者のクズ、といった意見を持っている方は多いです。
恥ずかしながら僕も、転職なんて意味不明、最初に入った会社で一生働くと思っていました。
ですが現在では、5回転職して立派なジョブホッパーになりました(笑)。
本記事では、20代で転職を繰り返すとどうなったか?という実体験をお話しします。
ジョブホッパーになった理由
そもそもなぜ僕がジョブホッパーになったかというと…
僕は仕事ができなかったんです。それも壊滅的に。
僕の能力
・複数人との会話ができない
・ちょっとでも急ぐと、中学生でもできる作業でミス連発
・急ぎの仕事が3つくらい重なると頭がフリーズして動けなくなる
どこにいっても仕事ができず罵倒され、「発達障害じゃねぇの?」なんて言われたこともありました。
それでも自分に合った仕事があると信じて、転職を繰り返したんですね。
以上が、僕がジョブホッパーになった理由です。
ジョブホッパーになって良かったこと
20代でジョブホッパーになって良かったことは、以下の3つです。
ジョブホッパーのメリット
・自分に合った仕事を見つけられた
・仕事に対して、変な度胸がついた
・転職の相談をされるようになった
1つずつ解説していきます。
自分に合った仕事を見つけられた
前述したように、壊滅的に仕事ができなかった僕ですが…
いつも仕事のことばかり考えていて、休日に奥さんとデートしていても心から楽しめませんでした。
人生で1番大事な時間を、仕事ごときのために邪魔されるのが何よりも我慢できなかったんです。
ジョブホッパーになって転職を繰り返したことで、自分に合う仕事を見つけることができました。
今では、帰宅後や休日に仕事のことを考えることは一切なくなりました。
今の仕事に関しては、「水処理施設に転職して変わったこと」の記事で解説しているので、合わせて見てみてくださいね。 続きを見る
【浄水場】水処理施設に転職して、人生が変わったこと5つ【良くも悪くも】
仕事に対して、変な度胸がついた
新卒の頃は、「ここを辞めたら人生終わりだ。絶対に辞めないぞ」なんて思っていました。
だからどれだけ罵倒されても、合ってないと感じても、150時間残業しても、必死に仕事を続けていました。
ジョブホッパーになってからは仕事に固執することが無くなり、「いつ辞めてもいいや」という度胸(?)が身についたんですね。
度胸がついたことで、無理な仕事を頼まれても断ったり、定時で遠慮なく帰るようになりました。
これは経験則ですが、「ここを辞めたら終わり!」と張りつめて働くよりも、「我慢できなかったら辞めればいいやー」くらいの気持ちでいたほうがむしろ長続きします。
転職の相談をされるようになった
ジョブホッパーになると、友人から転職について相談されるようになります。
友人の中にも転職している人はいますが、5回もしているのは僕ぐらいなものなので…
「もう仕事辞めたいわ…俺って駄目なのかな…?」
と落ち込む友人に、
とかませますよ。説得力抜群です。
落ち込んでる友人の励ましになれるのは、5回も転職した経験があるからだと感じます。
ジョブホッパーで何が悪い?
ジョブホッパーになって悪かったことは…
あんまりないです(笑)。
普通なら、「面接で突っ込まれるんじゃないか?」「家族や義両親から悪く言われるんじゃないか?」と悩むところなんでしょうが…
どう言われようが、「転職した方が幸せになれる」と信じて進んできた結果なので、気になりません。
奥さんとの時間が1番大事だという譲れない芯を持っているからですね。
ジョブホッパーになっても人生は終わらないよ
ジョブホッパーのメリット
・自分に合った仕事を見つけられた
・仕事に対して、変な度胸がついた
・転職の相談をされるようになった
以上が本記事の内容でした。
ジョブホッパー最高!ジョブホッパーになれ!なんて言うつもりはありません。
自分に合っている会社で、定年まで辞めることなく勤められるならそれが一番だと思います。
本記事で伝えたいのは、転職を繰り返したくらいで、人生は終わらないということ。
特に新卒で入った会社が合わなくて、辞めたい、つらい、自分はクズだ…なんて悩んでいる方へ。
「ここを辞めたら終わり」と思うのは間違いです。
「こっちの方が自分は幸せになれる!」と信じた道が、転職ならそれでいいんです。
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