SE(システムエンジニア)はハードな仕事なので、うんざりして異業種に転職していく人は多いです。
僕も、残業150時間以上の環境に耐えられず、SEを辞めました。
その後5回転職を繰り返して今の仕事に落ち着いたのですが、どの職場でも「元SE」特有の扱いがあることに気づきました。
そこで本記事では元SEが異業種で受ける特有の扱いを、元SEだけができる「面白い経験」として紹介します。
SEから異業種に転職しようとしている方は、参考にしてみてくださいね。
元SEだけができる「面白い経験」3つ
SEから異業種に転職した人だけができる「面白い経験」を3つお話しします。
・「異例の経歴の持ち主」として社内で有名になる
・簡単なPCスキルでも絶賛されて複雑になる
・同情される
1つずつ解説していきます。
「異例の経歴の持ち主」として社内で有名になる
SEから異業種に転職すると「元SEという異例の経歴の持ち主」扱いになります。
良くも悪くも、名前を覚えてもらいやすいです。
知らない間に、別の部署の人間から「ああ、あの元SEの方ね」と名前が知られていたりします。
ちょっとした有名人になれるのは、なかなか珍しくて面白い経験ですね。
ただ、「なんでうちの会社に来たんすか?」と頻繁に言われるので、ちょっと嫌になるかもしれません…。
簡単なPCスキルでも絶賛されて複雑になる
IT企業のSEとして働いていると、PCまわりのことは全てできて当たり前。
でも、異業種の会社に行くと、SEならできて当たり前レベルのPCスキルが絶賛されたりします。
グラフを作ったり、パワーポイントで資料を綺麗にまとめるだけで評価されます。
マクロなんて組もうものならもうPCの神様扱いです。
PCのことはこの人に聞け、みたいな立場になってしまうことも。
SEとしてスキルが低いと馬鹿にされていても、異業種に転職すれば一気に最強扱いでチヤホヤされたりします。
自分からすれば大したことじゃないので、ちょっと複雑になります。
同情される
SEは残業が多い、ハードな仕事というのは有名な話です。
転職先でも、さぞかし大変だったんだろう…と同情されることはよくあります。
メモ
これは経験則ですが、「いやいやそんなことは…」と謙遜するより、「そうなんですよ地獄でした!」と相手に乗っかった方がウケが良いです(笑)。
SEとして働いていた頃は、社会人なら残業なんて当たり前、先輩はもっと頑張ってるという認識でした。
でも、残業がほぼ無い会社に転職してからは、残業が当たり前なのはその会社の風土でしかないと気づくことが出来ました。
ある会社での常識を、社会の常識と思い込んでしまうのはよくあるケースです。
それを学べたので、良い経験だったと思いますね。
【結論】異業種に転職したからわかること
・「異例の経歴の持ち主」として社内で有名になる
・簡単なPCスキルでも絶賛されて複雑になる
・同情される
以上が本記事の内容でした。
異業種に転職するのは勇気のいることですし、これまで積んできたキャリアを手放すことにもなります。
でも、異業種に転職したからこそできる面白い経験も多いです。
ある会社では持ってて当たり前のスキルが、他の会社では唯一無二の武器になったり、
無能と馬鹿にされていた人が、転職先では超有能と評価されたり。
挑戦したい業種があったり、今の業種が自分に合ってないと感じるなら、思い切って異業種に転職すると「面白い経験」ができるかもしれませんよ!
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