システムエンジニアになりたい、どんな仕事が知りたいと思う方へ。
僕は新卒でとあるIT企業に入り、かっこいい
システムエンジニアになろうと考えていました。
が、そこで待っていたのは、想像とは正反対の地獄でした…
・IT企業に内定をもらった人
・システムエンジニアの仕事に興味がある人
今回は、システムエンジニア(以下SE)について、僕が体験してきた実態をお伝えしたいと思います。
希望を抱いて入社
僕が入社したIT企業ABシステム (仮)はお客様から直接仕事を引き受けてシステム開発、運用を行ういわゆる一次受けの企業でした。
社員数は800人ほど。待遇も魅力的。
待遇
- 年間休日125日
- 月残業平均 20時間
- 水曜日はノー残業デー
- メンタルヘルス制度あり
新入社員研修も手厚く、
「良い企業に入れた。これで一生安泰だ」と思ったものです。
ただ、研修が夜中の1時くらいまであり、この時点で「ん?」と思うところがありました。
配属から残業地獄
さて、研修も終わってシステム開発課に配属された僕。
最初は定時で帰れていましたが、3か月目に初めて残業をしました。
そこから加速度的に残業が増えていき、気が付けば
7時に出社して、23時に帰る
という生活になっていました…
月の残業時間は150時間を超えていました。
新人だから早く帰らせてもらって、150時間です。
遅くまで残っている先輩の姿が未来の自分だと思うと、仕事を続ける気にはなりませんでした。
異常な環境
上司に相談してみたところ、
リアルに声が出てしまいました…メンタルを壊すのは前提なんですね(^^;)
上司は、心から励ましてくれたつもりだったのかもしれませんが、僕には異常者のたわごとにしか聞こえませんでした。
異常な環境で働いていると、それが異常だと感じることすらできなくなります。
僕はその場で、退職を決断しました。
IT業界について
僕が実際に働いたIT企業は、この1社だけです。
という意見があるかもしれません。ただ、業界として、残業が長くなるような構造になっていることは事実です。
例えば、大工さんが家を建てるのを想像してみてください。
日が暮れてしまえば作業はできないですし、2階建ての家がほぼ完成したところに、3階を追加してくれ、なんて要求は出てきません。
SEにはそれがあります。
時間をかければ、それができてしまうのです!!SE、ITが大好き、苦にならないなら話は別かもしれませんが、好きじゃない、適性のない人ができる仕事ではありません。
少なくとも僕には無理でした。
なんとなくでITを選ぶのはやめましょう。地獄を見ます。
振り返って思うこと
ABシステムでの経験が
自分を大切にしよう、楽な仕事を探そう
という今の自分につながっているので、働いたことが間違いだとは思いません。ですが、僕はIT企業に二度と戻りたくないですし、友人や後輩がSEになりたいと言っていたら強く言います。
「システムエンジニアはやめとけ!」と…
システムエンジニアから抜け出したい方は、下記の記事が参考になるので、合わせて見てみてください。
ポイント
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