日本の会社では、出世を目指すのが当たり前…という風潮があります。
しかし、僕のように仕事が出来ない人間にとっては、出世は「できないし、したくないもの」です。
上司との面談などで、「今後どんなポジションにつきたい?」なんて聞かれて、言葉に詰まる人は多いんじゃないでしょうか。
そこで本記事では、仕事が出来ない僕が出世について思うことを語ります。
こんな考えもあるんだな、程度に思っていただければ幸いです。
仕事が出来ない→出世したくない
僕は仕事ができない人間です。
過去5回転職してきましたが、
・人の話が1回で理解できない
・仕事が遅すぎて、残業ばかり
・技術についていけない、興味が持てない
・「無能」「発達障害か?」と言われる
とまぁ、散々な状態でした。
今でこそ、向いている仕事に転職したので楽しく働けていますが、自分の仕事のできなさは嫌というほど理解しています。
だからこそ出世なんてできないし、出世したところで仕事がこなせるとは思えないんですよね。
出世のデメリット
僕が考える出世のデメリットは2つあります。
出世のデメリット
・仕事が難しくなり責任も増える
・仕事が忙しくなりプライベートが削られる
「重要な仕事を任される」ことにやりがいを感じる人ならメリットでしょうが、僕のように仕事のできない人間にはデメリットでしかありません。
そもそも今の仕事(浄水場の管理)に転職した理由が
・自分の時間がほしい
・とにかく楽な仕事がしたい
・納期やノルマに追われたくない
・ストレスの少ない仕事がしたい
というものなので、出世とは正反対の方向性です。
だから万が一、管理職に昇進なんてことになりそうなら全力で断りますし、最悪転職も考えます。
管理職になったところで全く仕事がこなせず、どのみち降格か転職することになるのは分かっています。
仕事が出来る人からすれば異常な考えかもしれませんが、これが僕が幸せになるためにたどり着いた答えです。
出世への憧れはあるけど、もっと大事なものがある
ここまで、出世に対してネガティブなことばかり書いてきましたが、出世への憧れもゼロではないです。
周囲から頼りにされて、大きな仕事をする満足感があるでしょうし、たくさん稼いで奥さんを専業主婦にしてあげられるかもしれない。
そんな風に考えることもあります。
でも、家族と過ごす時間が犠牲になるなら、「やっぱり出世なんてしたくない」と思いますね。
奥さんがいて、子供がいて、家族で過ごす時間がたっぷり取れて…それが何よりも幸せだと感じています。
【結論】僕の人生に出世は必要ない
まとめ
・仕事が出来ない人にとって、出世は全力で避けるもの
・出世に憧れないわけではないが、家族との時間の方がよっぽど大事
以上が本記事の内容でした。
周りの言葉に流されて出世を目指してしまいがち。
でも、出世によって手に入るものと失うもの、どちらが大事かはよく考えたいところですね。
僕は仕事が出来ないおかげで、こういう考えにたどり着けたのかもしれません(笑)。
この記事を読んでいるあなたも、一度出世を目指す目的について考えてみてはいかがでしょうか?
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