一条工務店のHUGme(ハグミー)は、2023年1月から全国展開された商品で、いわゆる「規格住宅」です。
間取りの変更はできず、採用できないオプションも多いです。
宿泊体験棟は「アイスマート」や「グランスマート」ばかり。宿泊体験なんて意味がない…
と思ってしまうのも無理はありません。
確かに、ハグミーの施主だからこそ感じるデメリットもありました。
が、宿泊体験に行ってみるとメリットだらけで考えがひっくり返りました。
結論、宿泊体験は行くべきと考えます。
というわけで本記事では、ハグミーの施主が宿泊体験に行くメリットとデメリットを解説し、「ハグミーなら宿泊体験は行く意味ない説」に全力で反対していきます。
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【一条工務店】宿泊体験の概要
宿泊体験とは、ホテルに泊まるように一条の家で一晩宿泊するイベントです。
キッチンを使って料理もできますし、お風呂にも入れます。
また、食事代の補助(1人につき2000~3000円)が出るのも魅力の1つです。
HUGme(ハグミー)の施主が宿泊体験をして感じたメリット6つ
ハグミーの施主が宿泊体験をするメリットは次の6つです。
宿泊体験のメリット
・部屋の広さ感がわかる
・キッチンや洗面台の高さがわかる
・お風呂の使用感や水圧がわかる
・断熱、防音を体感できる
・ロスガードの音を聞ける
・無料で外泊、おいしいものが食べられる(笑)
1つずつ解説していきます。
部屋の広さ感がわかる
宿泊体験棟では、リビングや主寝室、子供部屋などすべての部屋に家具が置いてあります。
実際に家族で使用できるので、広さが実感しやすいです。
LDKは何畳必要か?子供部屋は狭くていいのか?
先輩施主のお宅訪問でも広さは確認できますが、やはり自分で使ってみる方がよくわかるものです。
我が家の場合、宿泊体験棟のLDKが18畳だったのですが、もう少し広さがほしいと感じたので、20畳のプランを選びましたね。
キッチンや洗面台の高さがわかる
ハグミーの住宅設備はラシックシリーズ。グランスマート等ではグレイスシリーズと、物がちがいます。
言ってしまえばハグミーの方は廉価版なのですが、それでも高さや、ある程度の使用感は確認できます。
キッチンや洗面台の高さは非常に重要です。毎日使う上に、あとから変えられませんからね。
実際、宿泊体験棟の洗面台は低くて腰が痛くなったので、高さを1段上げることにしました。
カップボードやレンジフードの高さもしっかりチェックしておきたいところですね。
お風呂の使用感や水圧がわかる
見た目の高級感はさておいて、浴槽の使用感や、エコキュートの水圧はチェックしておきたいところですね。
【ハグミーのオプションまとめ】でも解説しましたが、浴槽やエコキュートの変更は数万円かかるオプションです。
実際に体験して慎重に決めたいところです。
水圧なんて、使ってみないと絶対にわからないですからね…
我が家の場合は、浴槽はスクエア型に、エコキュートは標準で問題なしと判断しました。
断熱、気密、防音を体感できる
ハグミーの性能は、アイスマートやアイスマイルに劣るだろう…という話は一旦おいといて…
高断熱、高気密、防音を実際に一晩体験できるのは大きなメリットです。
これからマイホームを建てようという人は、アパートやマンション住まいがほとんどで高性能な家に住むなんて未知の体験のはず。
実際に家に入った瞬間、なんだか空気がきれいだな~、静かだな~と感じましたね。
当日はあいにくの土砂降りだったのですが、家の中ではまったく音が聞こえなくて感動しました。
こんな高性能な家に住みたい!と心から思いましたね。
ロスガードの音を聞ける
ロスガードは一条工務店の換気システムです。
非常に優秀な設備(しかも標準)ですが、先輩施主の間では「ロスガード音が気になる」との意見がちらほら。
特にハグミーでは、ロスガードの位置を動かすことができないので重要なポイントです。
一条工務店としても色々と対策を講じており、音は改善されているとの話ですが、そこはやはり体験しないと不安というもの。
宿泊体験で音を聞いてみることをおススメします。
我が家の意見は、家族全員「全く気にならない」で一致したので問題ないでした。
無料で外泊、おいしいものが食べられる(笑)
家族みんなで外泊して、しかも食事代が沢山でるという大盤振る舞い。
ちょっとした非日常、旅行気分が味わえます。
間取りや設備のチェックは勿論しますが、シンプルに家族全員ワイワイ楽しんでいましたね。
食事代もフルで使って、良い肉を買ってステーキにしました。
普段は絶対買わない値段です(小声)。
正直、このメリットだけでも行く価値があるかもしれませんね。
ハグミーの施主だからこそ宿泊体験で感じたデメリット
ハグミーの施主だからこそ感じた、宿泊体験でのデメリットもお伝えします。
デメリット
・採用できないオプションに切なくなる
・断熱性能に不安になる
1つずつ解説します。
採用できないオプションに切なくなる
宿泊体験棟は、アイスマートなどの上位の商品です。
それに対してハグミーは、一条工務店の中で最も価格の安い商品。
採用できないオプションも多いです。
宿泊体験棟に【さらぽか空調】や【ワイドカウンタースマートキッチン】などがあると、その素晴らしさを目の当たりにすることになります。
でも、「すごく良い!」と思ってもハグミーでは採用できません。
価格と引き換えなので割り切るしかないですが、なんとも切ない思いになります・・・
断熱性能に不安になる
ハグミーの断熱性能はアイスマートやアイスマイルに劣ります。
宿泊体験棟での一晩が素晴らしいものであるほど、「ハグミーは、こんなに快適なんだろうか…」という不安が強く沸いてきます。
宿泊体験によって不安が増してしまう、デメリットの1つだと感じました。
ハグミーは2023年1月に出た商品なので、実際に住んでいる人の体験談も存在せず、この不安を解消する方法は現状ありません。
一条工務店を信じるのみ!!
実際に住み始めたら、僕が人柱となって皆さんにハグミーの性能をお伝えしていこうと思います(笑)。
【まとめ】ハグミーの施主よ、宿泊体験に行こう
宿泊体験のメリット
・部屋の広さ感がわかる
・キッチンや洗面台の高さがわかる
・お風呂の使用感や水圧がわかる
・断熱、防音を体感できる
・ロスガードの音を聞ける
・無料で外泊、おいしいものが食べられる(笑)
デメリット
・採用できないオプションに切なくなる
・断熱性能に不安になる
以上が、ハグミーの施主が宿泊体験をして感じたメリットとデメリットでした。
宿泊体験では、ハグミーだからこそ感じる切ないデメリットがあるのは事実です。
でも企画住宅のハグミーを選んだ時点である程度覚悟は出来ていたはず。
宿泊体験は、プラン選択、設備の高さ設定、オプション採用などの大きな判断材料になってくれます。
宿泊体験には絶対に行くべき!というのが、ハグミーの施主である僕の結論です。
本記事が貴方の家づくりの参考になったら嬉しいです。
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