先日、2級ボイラー技士の実技講習を受けてきたので、実態をお伝えします。
これから2級ボイラー技士の実技講習を受ける方は、参考になるかと思いますよ。
筆記試験の合格法が知りたい方は、「【油断大敵】2級ボイラー技士試験の難易度は超簡単!テキストや勉強法を解説【2021版】」で解説しているので、合わせて見てみてくださいね。
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【油断大敵】2級ボイラー技士試験の難易度は超簡単!テキストや勉強法を解説【2023版】
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2級ボイラー技士の実技講習について
概要
ボイラー技士実技講習とは、2級ボイラー技士の資格取得に必要な20時間の講習です。
2級ボイラー技士の資格取得には、
①実技講習の受講
②筆記試験の合格、
両方が必要となります。
かかる費用
実技講習の費用は、約【22500円】です!
「高い!」と思った方、僕もそう思いました…。
2級ボイラー技士の資格手当は、良くて月2000円くらいでしょう。
実技講習費用の元を取るには、1年近い期間が必要ですね。
1日目、2日目(座学)
参加者は30人ほど。
内容としては、ボイラーの種類や点検方法など、筆記試験にも出題される内容が解説されます。
ただ、筆記試験の対策として考えるのは、正直イマイチです。
2級ボイラー技士は難易度の高い資格ではないので、独学でも余裕で合格できます。
むしろ独学の方が、合格することに重点を置いて勉強できるのでおすすめ。
余談
スマホをいじっていようかと思ったのですが…席がど真ん中の一番前だったので、真面目に聞くしかなかったです。地獄でした(泣)。
という経験もあって、個人的には、筆記試験に合格してから講習を受ける方が良いと思います。
3日目(見学、運転シミュレータ)
講習の3日目は、ボイラーの実物見学と、PC上のシミュレーターで運転を体験します。
見学は工場見学のようなものをイメージしていただければぴったりです。
運転体験は、講師の指示通りにパソコンを操作して、ボイラーを点火します。
操作をミスすると、ボイラーが爆発します(僕はしました)。
とはいえ、真面目にやっていれば講習完了の証明を貰えない…ということはないので、ご心配なさらず。
1日目、2日目と違って、実際のボイラーを見て学べるのでとても面白い体験ができましたね。
2級ボイラー技士の実技講習は、筆記合格後でOK
本記事では、2級ボイラー技士の実技講習について解説しました。
実技講習の内容は、筆記試験にはあまり役に立たないというのが結論でした。
筆記試験に受かってから、ウイニングラン的な気分で実技講習を受けるのが良いと思いますよ!
どちらにしても、肩肘張らずに気楽に受講しましょう。
気合を入れるのは筆記試験だけで十分です。