下三は、下水処理場や、し尿処理施設などで役に立つ資格です。
また、下水と関係ない施設に配属されても、資格手当をもらえる会社も多いでしょう。
本記事では下水道技術検定3種に合格するために、失敗しない勉強法を解説します。
下水道技術検定3種の概要
下水道技術検定とは、日本下水道事業団が行う下水道の設計、工事の監督管理および維持管理において従事する技術者の実務経験短縮のために行われる検定試験です。
下水道技術検定3種の試験は、毎年1回11月に開催されています。受験のチャンスを逃さず取得しておきましょう。
下水道技術検定3種の受験資格
下水道技術検定3種には受験資格はありません。誰でも受験が可能です。
下水道技術検定3種の求人はある?
下水道技術検定3種は転職に使える資格です。
下水処理場などの水処理プラントではほぼ必須となる資格なので、かなり転職しやすくなります。
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もともと人気のある業界でも無いので、少なくとも「職が見つからなくて困る」という状況を回避できるようになります。
下水道技術検定3種が難しいと言われる理由
下水道技術検定3種の合格率は30%前後です。
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一般的に、国家資格の中でも難易度が真ん中あたりですと20%台~30%台です。下水道技術検定3種の合格率は高くないが低くもないと言えます。
実はこの合格率には理由があります。
下水処理プラントに就職すると、会社から下水道技術検定3種の取得を促されます。
そのため、勉強のやる気はないが仕方なく受験しに来た人が多く存在します。
下水道技術検定3種は比較的簡単ですが、勉強せずに受かる資格ではありません。これが合格率を引き下げている、難しいと言われる原因です。
次項で解説する方法でしっかり対策し、確実に合格しましょう。
下水道技術検定3種の勉強方法【テキストは必要ない】
下水道技術検定3種の勉強方法について具体的に解説していきます。
下記の流れで勉強を進めましょう。問題集はこちらを使います。
ひたすら過去問を解く(7年分を3周)
これだけで合格できます。
過去問3周目に入るころには合格する力は身についていますが、不安を無くすために3周します。
実は、下水道技術検定3種は過去問のやり込みだけで合格できる試験です。
変にテキストを読みこむより、過去問に絞って勉強した方が失敗しにくいです。
この問題集1冊あれば余裕で合格できますよ。
下水道3種の合格ラインと合格率
下水3種の合格点については、36点〜42点くらいで変動します。難易度が高い年は30点台、低い年は40点台になります。難しかったからと言って諦めないようにしましょう。
合格率については、前述したとおり30%前後になります。舐めてかかれる難易度ではないですが、解説した方法でしっかり勉強すれば確実に合格できます。一緒に頑張りましょう。
下水道技術検定3種のまとめ
本記事では下水道技術検定3種について、
・概要
・需要と求人
・過去問の重要性
を解説しました。
下水道技術検定3種を取得して資格手当、転職などに活かしましょう。