そんな悩みを解決します。
僕自身、靴紐がまともに結べないレベルの不器用さでしたが、これから説明する対策法で1発合格できました。
こんな方におすすめ
- 不器用だから第二種電気工事士は無理だ…と悩んでいる人
- 働きながら第二種電気工事士に独学で合格したい人
- 第二種電気工事士を取得して、転職を有利に進めたい人
この記事を読んで対策して、第二種電気工事士の資格をゲットしましょう!!
第二種電気工事士は転職に超々々有利!!
第二種電気工事士の資格は転職に非常に有利です。
- 建築現場の電気工事
- ビルメンテナンス、ビル管理
- テーマパークの設備設置、メンテナンス
- 飲食店の電気設備メンテナンス
- 工場の設備保全、メンテナンス
- 水処理施設の維持管理
などなど、 電気は生活に欠かせないものであり、 電気を使用する場所には必ず電気工事士の仕事があります。
仕事がない!という状況を回避するために、第二種電気工事士は持っておくべきです。
僕も過去5回転職しましたが、うち3回は第二種電気工事士の資格を有効活用して内定を取っています。資格手当をもらえる企業も多いですね。
転職活動の武器として、職を失った時の保険として、持っているだけで安心できる資格です。
第二種電気工事士おすすめテキストと対策
筆記試験対策とおすすめの参考書
筆記試験は、過去問だけやりこむのが最速の合格法です。
筆記試験は過去問の焼き直しがほとんどのため、過去問を覚えていれば余裕で合格できます。難しく考える必要はありません。
「過去問の問題集」と「テキスト」を1冊ずつ買ってきて、過去問を3週もすればいいでしょう。
進め方
①いきなり問題を解く
②解答解説を確認
③テキストで間違えたところの知識を着ける
でOKです。1週目は分からないことだらけでしんどいですが、3週目をやるころにはすらすら解けるようになってます。
50問中30問、6割が合格ラインとなります。8割くらいが安定して取れるようになっていればまず落ちません。 目安としては2~3か月で合格できるようになります。
筆記で3冊も4冊も参考書を買う必要はありません!!技能試験は数万円単位でお金が飛んでいくため、ここは節約しましょう。
↓実際に使用した過去問(2023年度版)
↓実際に使用した解説テキスト (2022年度版)
実技試験対策とおすすめの参考書と教材
さて、問題の実技試験対策ですが…次の流れで進めていきます。
①テキストをそろえる
②工具をそろえる
③材料をそろえる
④不器用でも合格できた練習法
テキストをそろえる
技能試験では、毎年1月に一般社団法人電気技術者試験センターから問題が発表されます。
全部で13種類発表され、その中から1問が本番で出題されることになります。すべての問題が解説されているテキストを準備しておきましょう。
私が利用したテキストは、「藤瀧 和弘」著のぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士 技能試験すい~っと合格です。
・全13問とその条件
・詳しい解説と注意点
・各工程の手の動かし方
・手で長さを測る等ちょっとした裏ワザ
が詳しくのっているため不器用な人には助かります。僕はこの本の通りに練習し、1発合格しました。
手の動かし方から丁寧に書いてあるので、不器用な方は試してみる価値はあるんじゃないでしょうか。
工具をそろえる
試験で実際に使う工具は、受験者が用意しなければなりません。 第二種電気工事士試験で指定されている工具は下記のものです。
必要な工具
・スケール
・ペンチ
・プラスドライバーとマイナスドライバー
・電工ナイフ
・ウォーターポンププライヤ
・リングスリーブ用圧着工具(圧着マークが刻印されるJIS適合品)
上記に加えて、ワイヤストリッパーを必ず持っていきましょう!!
これがあると、電線の被膜を剥く作業の安定性とスピードが段違いに上がります。
これが無いと電工ナイフで電線の被膜を剥くはめになるのですが…不器用な人間には無理です(笑)電工ナイフで親指を切ってしまったことも…
実際の現場でも使用することの多い工具なので、慣れておいて損はないです。
工具をそろえる際は、試験用セットが販売されているので、それを購入すると楽ですね。HOZANという会社の工具が定番です。試験会場にも使っている人が沢山いました。(体感7割くらい)
↓実際に使用した工具
材料をそろえる
試験会場には、問題で使う電線や電気器具(コンセントやランプ)が準備されています。しかし練習用の材料は自分で調達しなくてはいけません。
ホームセンターで一つ一つ買い揃えてもいいのですが、ものすごく手間と時間がかかります。
第二種電気工事士試験の練習材料がネットで販売されています。
サクッとそろえて、技能試験の練習時間を取りましょう。材料セットは、練習〇回分セット、という形で販売されています。
僕は3回分を購入して1発合格しました。不器用な僕でも3回目はほとんど流れ作業だったので、2回分で十分合格できます。
不安なら3回分をどうぞ。なかなかの値段なので予算と相談しましょう。
【追記】材料セットが格安でレンタルできるようになりました!
前項で説明した練習材料セット【準備万端シリーズ】が、新しく材料レンタルサービスをスタートしていました。
このレンタルサービスを利用すると、購入するよりも約7000円もお得になります!
ただでさえお金のかかる電気工事士試験なので、非常にありがたいですね。
試験用の練習材料なんて合格後は使い道がなく、捨てるのもそれなりに手間がかかりました。
レンタルなら材料を段ボールに放り込んで、付属している送料無料の伝票を張ってコンビニに持っていくだけ。
材料が破損していても料金は発生しないので安心です。
おまけに電話や専用フォームからわからないところを質問できるサービスまで付属する至れり尽くせりっぷり!
「試験合格後も、絶対に材料を手放したくない人」以外には正直メリットしかないので、今後電気工事士の練習材料は購入するよりレンタルがメインになっていくのは間違いないですね。
下のリンクからぜひチェックしてみてくださいね。
不器用でも合格できた練習法
テキスト、工具、材料をそろえたら、いよいよ練習です。
次のやり方で進めていきましょう。
①テキストを1通り読む
ここでは、ざっと読めばOKです。手を動かすほうに時間を割きましょう。2~3時間で読み切れます。
②テキストを見ながら問題を1通り実践する
1回目は、テキストを見ながら進めます。1日1問ペースで実践していけばOKです。ただし、必ず時間を測りながら実践してください。
本番の時間感覚を身に着けるため、これは必須です。
最初の問題はかなりの時間がかかりますが、細かく時間を記録しておきましょう。後々の分析に役立ちます。
7~8問目くらいになると、最初の頃が嘘のようにスピードアップしていますよ。
参考に、僕の時間配分を記載しておきます。
時間配分の例
・問題文、施工条件の確認➡ 3分
・伏線図の作成 ➡ 3分
・実践 ➡28分
・予備時間(見直しなど)➡ 6分
34分で終わらせて見直しができる配分にしていました。
本番はこれよりも早く終わりました。
③テキストを見ないで問題を1通り実践する
2回目は、テキストを見ないで完全に本番と同じ条件で実践します。制限時間は40分ですが、30分で完成できるようになりましょう。
この時も、必ず時間は細かく測定するようにします。時間が厳しいようなら、どの工程で時間がかかっているかを調べて対応していきましょう。
(例えば、ランプレセクタクルで時間がかかっているなら、そこだけ練習するなど。)
④苦手な問題を復習する
ここまでくれば合格できるだけの力は身についています。確実に合格するために、苦手な問題の復習に時間を使いましょう。
特に苦手な問題は、
作る➡バラす➡作る➡バラす
と繰り返すと理解が深まります。
 
①~④の順序でしっかり対策し、合格を勝ち取りましょう!
おわりに
第二種電気工事士は、しっかりと対策をすれば、誰でも合格できます。
不器用だから、と諦めるのはもったいないですよ。
ぜひ挑戦して、第二種電気工事士の資格をゲットしましょう。