こんな疑問に答えます。
実は、下水処理場の仕事はめちゃくちゃ楽です。
本記事では、下水処理場で実際に働いて感じたことや、仕事内容と楽さ、きつさについて解説します。
本記事を読めば、下水処理場の仕事がバッチリ分かりますよ。
下水処理場とは
下水処理場とは、工場排水や生活汚水などの水を処理して、海や川に放流できる状態にする施設です。。
バクテリアなどの微生物が下水の汚れを食べることを利用して、 下水をきれいにしていきます。
これらの工程を経て、下水を自然の水循環に戻すことが役割です。
勘違いされる方が多いですが、バキュームカーで家庭のトイレの水を汲み取りに行くといった業務は下水処理場のしごとではありません。
下水処理場の仕事とは
実際に私たちが担当する仕事を解説します。
水質検査
メインの仕事として、水質検査があります。
水質検査
処理後の下水を採取する
下水を測定器に入れる
数値を記録する
処理を終えた下水が、「放流して問題ないか」を確認します。
検査と言っても難しいことはなく、学校の化学室で実験をしているようなイメージです。
設備点検
場内を回って、設備の点検を行います。脱水機やポンプ、水質検査装置といった設備に異常がないかチェックします。
メーターの数値をチェックし、記録していきます。設備に異常がなければ、下水処理はすべて機械の仕事です。私たちが重いものを持ったり、下水に触れることはありません。
中央監視
設備の稼働状況を確認するのが中央監視の仕事です。大量のモニターに設備の状態が映し出されていて、異常があれば対応します。
本来開いているはずの弁が閉じていたり、水質計器が異常な値を示したり、といった異常が多いですね。
異常がなければ基本座っているだけです。
下水処理場の仕事は楽?
下水処理場の仕事はめちゃくちゃ楽です。時間やノルマに追われることがなく、仕事の出来映えを細かくチェックされることもありません。
トラブルは年に数回しか起きず、定時のチャイムと同時に帰るのが当たり前です。
また、職場全体がのんびりしているので穏やかな人間が多いのも特徴ですね。
隙間の時間が多いので、業務中に資格の勉強もできます。
業務時間の半分以上ネットを見てるだけなんてことも。
浄水場もそうですが、水処理施設は日本一楽な仕事かもしれません…
浄水場の仕事の詳細は、下の記事からどうぞ。
下水処理場の求人
下水処理場の求人を検索するキーワードとしては、
・維持管理
・上下水道
・水処理施設
などで検索すればよいでしょう。
下水処理場に転職する際に利用するべきサイトは、【必見】水処理施設の転職で使うべき転職サイト4選【失敗したくない人向け】にまとめているので合わせ見てみてください。
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【必見】水処理施設の転職で使うべき転職サイト4選【失敗したくない人向け】
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下水処理場の給料について
下水処理場の給料についてですが…ハッキリ言って安いです。
未経験かつ20代なら年収で300万くらいかと。夜勤手当や資格手当で稼ぐイメージですね。
残業は無く、仕事が楽な分、給料は低め。
下水処理場の志望動機【例:コピペOK】
水処理施設へ転職する志望動機に使えそうなフレーズをこちらに記しておきます。
ポイント
- 機械いじりが好き
- 自然環境を守る仕事がしたい
- 縁の下の力持ち的な仕事がしたい
- 化学の知識を活かせる仕事がしたい
- 腰を据えて取り組める仕事がしたい
- 働きながら資格を取得してスキルアップしたい
貴社ならそれが叶えられる~とつなげればOKです。資格や経験は無くても採用されます。
下水処理場のデメリット
下水処理場で働くデメリットは、2つあります。
1つ目は、臭いが気になること。
2つ目は、給料が低いこと。
臭さは慣れるしかありません。下水の臭いは慣れないうちは相当きついです。仕事は楽ですが、その代償がこのデメリットです。
どうしても臭いが無理なら、浄水場の仕事を探すという選択肢もあります。下水処理場と比べると水質には厳しいものの、臭いは全くありません。
浄水場の仕事は下の記事で解説しています。
下水処理場の仕事についてのまとめ
本記事では下水処理場の仕事について
ポイント
・仕事の内容
・とにかく楽
・給料は低め
・デメリット
・求人の探し方
ということをお伝えしました。下水処理場はとにかく楽な仕事です。時間に追われるのに疲れたなら、下水処理場への転職を検討してみてはいかがでしょうか?
下水処理場に転職する際に利用するべきサイトを、下記の記事にまとめているのでご活用ください。
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【必見】水処理施設の転職で使うべき転職サイト4選【失敗したくない人向け】
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