僕は昔、工場の仕事なら頭を使わなくて楽ができそう、という考えで転職しました。
しかし、仕事内容も求められる能力も予想外で、短期間で辞める羽目になってしまいました…
本記事では、工場の仕事は単純作業、頭を使わないと思って転職すると失敗する理由を、実体験をもとに解説します。
【予想】工場の仕事内容
工場の仕事内容に対して持っていたイメージは、下記の通りです。
工場のイメージ
・単純
・誰でもできる
・頭を使わない
・会話が必要ない
・メンタル的には楽
こういうイメージを持っている方は、僕以外にも多いのではないでしょうか…?
工場に転職を考えたのは、新卒で就職したIT企業を退職し、すっかり自信が無くなっていた時です。
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自分は要領が悪い、仕事ができないと思い込んでいたので、
とにかく人と話さなくていい、頭を使わなくていいというイメージで、とある大手の金属加工会社を選びました。
ちなみに、転職には【リクルートエージェント】を利用しました。
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【実際】工場の仕事内容
というわけで、無事に転職に成功したのですが…
実際の仕事内容も、求められる能力も、想像と全く違うものでした。
工場の仕事内容
・頭をすごく使う
・他人とのコミュニケーションが重要
1つずつ解説します。
頭をすごく使う
何も考えず、作業だけしていればいい…と思っていたのですが…
効率よく仕事を終わらせるために、次にどの製品を加工するかを考えながら作業をしなければなりませんでした。
考えながら手を動かす、と言うことが苦手な僕にはキツく、失敗ばかりで怒られっぱなしでした。
他人とのコミュニケーションが重要
自分の作業さえしていればいい、というイメージも間違いでした。
工場で作る製品は自分1人で出来上がるものではなく、様々な工程を経て完成します。
そして工程ごとに担当者が存在し、担当者同士で連携しながら仕事を進めます。
コミュニケーション力が、バリバリ必要です。
結局、仕事内容は合わず、先輩にボコボコにされ、短期間で退職してしまいました。
【理由】なぜ仕事内容が予想と違ったか
なぜ、仕事内容が予想と違ったのか?それは会社選びが悪かったわけではありません。
正社員としての採用だったからです。
正社員に求められる役割は、単純作業に加えて派遣や契約社員をまとめたり、効率よく作業をするために現場を改善すること。
単純作業をさせるだけなら、コストのかからない契約社員や派遣でいいわけです。
実際、何も考えずライン作業をするだけの部署には、契約社員の方が雇われていました。
会社から見れば、正社員は簡単にクビにできず、給料も上げていかなければなりません。
単純作業だけやらせるのは人件費のムダ。責任のある仕事を任せるのは当然です。
【まとめ】イメージで工場の仕事を選ぶと大失敗します
工場の現実
・頭をすごく使う
・他人とのコミュニケーションが重要
・単純作業がしたいなら、契約社員などで入社するべき
工場に限らず、イメージだけで仕事を選ぶとひどい目にあいます。
僕と同じような失敗をしないように、入社する企業の仕事内容はしっかり調べるようにしてくださいね。
ちなみに現在は転職して、自分が思う理想の仕事に就くことが出来ています。
理想の仕事
・とにかく楽
・ストレスが少ない
・納期やノルマがない
・自分の時間がたっぷりある
こんな感じ。僕の今の仕事については、水処理施設の仕事についてで語っているので、興味のある方は見てみてくださいね。
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