そんな疑問に答えます。
水処理施設の夜勤は、ネット上に情報がほとんど無く、想像しづらいです。
そこで、水処理施設の夜勤中に何をしているか、赤裸々にお伝えしたいと思います。
・水処理施設に興味のある方
・初めての夜勤で、不安な方
・既に水処理施設で働いていて、夜勤中暇な方
こういった方は、ぜひ読んでみてください。
水処理施設の夜勤での仕事内容
中央監視
中央監視室と呼ばれる部屋で行う業務です。
場内の水の状態や、設備の稼働状況がモニターに映し出されており、異常が無いか監視します。
異常が発生したらアラートが鳴るので、監視と言ってもずっとモニターを見ているわけではありません。
水質検査
場内で処理している水の質を検査します。
濁りや酸性アルカリ性、塩素の濃度など。
小学校でやった科学の実験のような内容で、大体1時間くらいで終わります。
施設にもよりますが、夜勤中にやるのは1~2回くらいです。
巡回点検
施設内を決められたルートで回り、異常が無いかチェックします。
沈殿池や、ろ過地の水の様子を見て、水質の異常を判断することも。
※沈殿池、ろ過地とは、浄水場内の設備の一つ。水の中のごみや微生物を取り除く機能があります。
夜勤中にやるのは1~2回、30分から1時間で終わります。
緊急対応
あまりトラブルが起こることはないのですが、運悪くトラブルに当たってしまうこともあります。
例えば、設備の故障や、極端に濁った水の流入など。
トラブルが起こった場合は、トラブル時用のマニュアル通りに対応します。
手に負えない内容なら、施設長やリーダーに連絡して指示を仰ぎます。
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【浄水場】水処理施設の仕事内容を解説!「トラブル対応編」
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書類仕事
書類仕事を持っている場合は、時間に余裕のある夜勤中にやることが多いです。
夜勤中はお客さまの目もないので、好きな音楽を聴きながらコーヒーを飲みながらやります。
資格の勉強
夜勤中は業務と業務の空き時間がかなり多いので、暇になります。
なので、資格の勉強をして過ごしています。
夜勤の時間を活かして、電検などの高難度資格を取得する方も多いです。
スマホゲーム、YOUTUBE、ブログ
勉強のやる気が起きないときは、スマホゲームやYOUTUBEで時間をつぶしてます。
実は、このブログも仕事中にネタを考えることが多いです。
この自由さが、水処理施設の醍醐味かもしれませんね。
仮眠
夜勤は2人組で行うので、1人起きていれば問題ありません。
というわけで、相棒と交代で仮眠を取ります。
これも施設に寄りますが、仮眠時間は3~4時間くらいが多いです。
仮眠も業務時間に含まれているので、寝てるだけで給料がもらえる、と思えばお得なのかもしれませんね…!
名目上は夜勤中に寝ていないことになっているのですが、お客様の目が無く、なぜか寝る場所と布団があるという状況です。
暗黙の了解というやつですね。
夜勤明けの休みにやること
人によって様々ですが、寝てる人が多いです。
仮眠があるとはいえ、やはり睡眠不足気味になるので、僕は夜勤明けに4時間くらいは寝るようにしています。
長めの昼寝のような感覚です。
工場などの3交代制と違って、生活リズムがある程度一定なので続けることが出来ています。
夜勤明けの過ごし方は、【水処理施設】浄水場の夜勤明けの過ごし方を語ります。で解説しています。
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【水処理施設】浄水場の夜勤明けの過ごし方を語ります。
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水処理施設の夜勤はのんびりしてます【まとめ】
本記事では水処理施設の夜勤でどんなことをしているか解説しました。
夜勤中は自由で、かなりのんびりしています。
最初は不安で戸惑うことも多いですが、慣れてしまえば楽なものです。
せっかく時間が取れるので、有意義に過ごしたいものですね。
こんな感じの夜勤をしてみたいなら、ぜひ水処理施設にお越しください!
水処理施設への転職方法は、下記の記事にまとめているのでご活用ください。
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【必見】水処理施設の転職で使うべき転職サイト4選【失敗したくない人向け】
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