【危険】みなし残業はブラック企業のサイン!?「我が社は社員を大事にしません」

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【危険】みなし残業はブラック企業のサイン!?「我が社は社員を大事にしません」

世の中にはブラック企業があふれています。100時間を超える残業、払われない残業代パワハラ

そんなブラック企業に入社してしまうと、プライベートな時間は取れず、心も身体もボロボロに。最悪の場合、うつ病になって1年以上働けなくなることも…ブラック企業には絶対に入社してはいけません



とはいえ、入社前にブラック企業を見分けるのはなかなか難しいもの。



本記事では、ブラック企業を見分ける方法の一つとしてみなし残業制度についてお伝えします。

みなし残業制度は9割ブラック企業

みなし残業制度がある会社はブラック企業の可能性が非常に高いです。



「みなし残業」とは、給料の中にあらかじめ残業代が含まれている賃金形態のことです。毎月一定の残業代を支給し、規定時間を超えた月は更に残業代が支給されます。

基本給19万(みなし残業代30時間分を含む)
基本給30万(みなし残業代80時間分を含む)
のような記述をされることが多いですね。

みなし残業30時間なら、残業代は次のようになります。

残業 0時間 ➡ 残業代30時間分
残業20時間 ➡ 残業代30時間分
残業40時間 ➡ 残業代40時間分
残業60時間 ➡ 残業代60時間分

残業しなくても残業代が貰えるなんてお得じゃん!
仕事を早く終わらせればOKだね!

残念ながら、そんなうまい話はありません。残業を規定時間に抑えるのはほぼ不可能です。

しかも、規定時間を超過した分の残業代は支払われないケースが非常に多いです。

これはなぜか?会社側の目線に立ってみると分かります。

会社側から見たみなし残業

みなし残業制度の会社側から見た利点として、「従業員の人件費の計算がしやすい」ことが挙げられます。

従業員全員の給料を一律で決められるので、会社側としては非常に計算が楽なんですね。

経営者がそんな考えを持っていれば、当然残業代は支払われません。支払えば、みなし残業制度のメリットが無くなってしまいます

みなし残業は給料が低い!

みなし残業を採用している企業は、給料が低いです。

みなし残業代込みで同業他社の給料に並ぶ程度の給料が設定されています。そのため、同じ労働時間での実質的な給料は大きく下がることになります。

例として
月給20万、みなし残業制度なしのA社
月給20万、みなし残業40時間分のB社
で比較してみます。


A社は、1日 8時間働いて20万円 
B社は、1日10時間働いて20万円


どちらが実質的な給料が高いか、一目瞭然ですね。

みなし残業は、給料面でも損をします。

みなし残業の体験談と注意してほしいこと

僕は過去5回転職していますが、その中にはみなし残業制度を採用している企業もありました。


職種は塾講師で、みなし残業代20時間分が月給に含まれていたのですが、 求人票には「みなし残業」の記載がなく、面接で初めて伝えられました

残業は40~70時間ほどで、20時間以内に収まることはありませんでした。超過した分の残業代も払われていません。(半年で次の会社を見つけて辞めました)

会社側からすればメリットしかない制度なので、ブラック企業はあの手この手でみなし残業制度で働かせようとしてきます。

営業手当、運転手当などに名前を変えて採用している企業もあるので注意が必要です。

みなし残業以外の面

ここまでで、みなし残業は会社にとってメリットしかなく、我々労働者にはデメリットしかないことをお話してきました。

そんなみなし残業制度を採用している会社は、労働者の満足度を考えていない可能性が高いと言えます。

そのため、福利厚生や衛生環境なども労働者に不利益な面が多い傾向があり、ブラック企業である可能性が高いと言えます。

おわりに

今回は、ブラック企業の見抜き方の一つとしてみなし残業制度についてお伝えしました。

「どうしてもこの会社じゃなきゃダメ!」という思いが無いなら、みなし残業制度を採用している会社は止めておきましょう。

※ブラック企業を回避する方法は、下記の記事にまとめています

>>ブラック企業の見分け方まとめ!求人票、面接から見抜く特徴

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